僕たちがご飯を食べないと生きていけないように、ハリネズミも当然エサが必要です。
「ハリネズミってミミズとか、コオロギを食べるんじゃないの?」との思い込みから、ハリネズミを飼うことを敬遠する人もいると思いますが、実はそんなことはありません。
エサと言っても種類は様々です。
今回は実際に僕がやっているエサと与え方をご紹介しながら色々とお話します。
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与えるエサの種類
僕は次の種類のドライフードを主食にブレンドして与えていました。**現在は特定のフード2種類のブレンドになりました。
もちろんすべて買う必要はありません!
ハリネズミの好みや体質を考慮してバランスよく与えてください。
インセクティボアダイエット INSECTIVORE DIET
エサの種類が多すぎて選べない!という方は、とりあえずどれでも良いので2種類買ってみましょう。
1種類だけでは突然食べなくなる「偏食」になる場合があるからです。
また、どのフードもあなどってはいけません。何匹もハリネズミを飼っている方が言っていましたが「同じ環境で育ててもエサの好みは全く違うため、この子にはこのフードというように準備しなければならない場合もある」ということでした。
参考として写真をお見せします。1種類だけでは突然食べなくなる「偏食」になる場合があるからです。
また、どのフードもあなどってはいけません。何匹もハリネズミを飼っている方が言っていましたが「同じ環境で育ててもエサの好みは全く違うため、この子にはこのフードというように準備しなければならない場合もある」ということでした。
粒の大きさがかなり違いますが、どちらもハリネズミ専用フードです。
左:インセクティボアダイエット 右:ブリスキーマジック
何故2種類もエサを与えるのか?
人間と一緒でお腹が減っていない場合は食べませんし、エサに飽きることもあります。
特に、エサに飽きることに対処するには配分を変えたりする必要があるため、複数の種類のエサを準備しておくことが重要です。
ハリネズミ専用フードであれば基本的にどんなものでも構いません。
コンディションや好みに合わせて選びましょう。
エサの与え方なお、後述しますがウェットフード(缶詰フード)や生餌、チーズ、鶏肉、ゆで卵なども与えることができます。
先に紹介した2種類のドライフードをお湯(水)でふやかして与えます。
容器にエサを入れて…
水(ぬるいお湯)を適量(エサが全て沈むくらい)入れて…
ふやけるのを待って…
このぐらいふやけたら、ぼくは与えていますが…
中にはこのようにすりつぶしてペースト状にしないと食べない子もいます。
ちなみに熱湯でエサをふやかすと栄養素が分解されてしまうので、ふやかす時は水またはぬるま湯が良いです。
ペットショップからのアドバイス等からこれらの方法で餌を与えています。
与えるエサの量
1回に与えるエサの量は、赤ちゃんと大人のハリネズミでは異なります。一般的に体重の5%を与えると良いとされています。*
(体重200gなら10g,体重350gなら17.5g)
*個人的な意見ですが、大人のハリネズミには体重の5gは多すぎると思います。
赤ちゃん(生後2~3カ月程度)には1日2回、大人のハリネズミには1日1回エサを与えます。
実際には体重や体調を見ながら量を調整して、あなたのハリネズミにあったエサの量を見つけてください。
つゆは生後2カ月ほどで我が家にお迎えしましたが、生後半年くらいまではいわゆる成長期でたくさんの栄養が必要です。
つゆの場合は、1回のエサの量を大さじ2杯程度から始め、エサを残すようであれば量を減らすという方法をとりました。
体調や日によって食べる量は変動しますが、注意深く観察してそのハリネズミにあったエサの量を見極めることが大切ですね。
おやつ
つゆには乾燥イエコオロギを与えています。3日に1回、3匹くらいあげます。僕自身、虫は得意ではないので、生餌か死んでいる餌かと問われたら後者一択でした。笑
カラカラに乾燥しているので長期保存もできますし、何より生餌の場合は虫の世話も必要になりますから、手間がかからないといった点でもいいですね。
だいたい1,000円で50グラム(約600匹!!)入っているので、つゆのペースであげると2年くらい持ちますね。笑
乾燥イエコオロギは冷蔵庫に入れて保存する必要がありますので、「コオロギが見えるとちょっと…」という方は新聞紙や不透明な袋に入れておきましょう。
人間もご飯を食べるだけではなく、おやつを食べます。
おやつを食べることによって、栄養を補うと同時にストレスを解消することができます。
人間と同じで、ご褒美は嬉しいものです。
ハリネズミのおやつはミミズ(ミルワーム)やコオロギ、鶏肉、チーズ、卵などが挙げられます。
おやつをあげるメリットは?
エサを与えていると、残すようになったり、食べなくなったりすることがあります。
この時、あやつを与えることで普段のエサへの食欲が戻ることもあります。
ただし、人間もハリネズミもおやつの与えすぎは禁物。
普段のエサをあまり食べなくなってしまう可能性があります。
まとめ
主食には「手に入りやすく、長期保存ができる」という点でドライフードが1番ですね。最初はぬるま湯でふやかしてあげるようにして、様子をみながらふやかさずに与えてみましょう。
そして、おやつには乾燥イエコオロギがおすすめですが、「死んでいるとはいえ、冷蔵庫に虫をいれるのはちょっと・・・」という方は、カッテージチーズ、ゆでた鶏肉(ささみ)やさつまいもなどを与えてみましょう。
ご飯を食べる姿もまた愛らしいですね∩(´∀`)∩