ハリネズミを飼おうと考えているそこのあなた!
とってもかわいいハリネズミをペットにしたい気持ちは良くわかります。
僕もそのかわいさに魅了され飼育を決意しました。
しかし飼育するのに必要な環境が準備できるかを確認しておかないと、せっかくお迎えしたハリネズミの健康を害してしまうかもしれません。
「どういう環境で飼育したらいいのか分からない」と悩んで飼育を諦めてしまいそうな方の背中を押すという意味でも、今回はハリネズミの飼育に必要な環境について詳しくお話しします。
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人の出入りが少ない静かな部屋
ハリネズミは繊細というか臆病です。
大きな物音はストレスとなる場合があるので、できる限り静かな環境を準備しましょう。
「静かな」と言っても様々ですが「人が居ない部屋」がベストです。
物置部屋や使っていない部屋があればハリネズミを飼育する部屋にしましょう。
きつい匂いがしない部屋
ハリネズミは匂いにも敏感です。
目があまり見えないので耳と鼻が発達していると言われています。
ハリネズミ自身の匂い(体臭・排泄物)以外の匂いが強い部屋では落ち着けず、ストレスから病気になってしまうこともあります。
香水や芳香剤の匂いがきつい部屋や柔軟剤などの匂いがする洗濯物を干す部屋は避けたほうが無難です。
窓のある部屋
ハリネズミは夜行性ですが昼を知らない訳ではありません。
窓から差し込む太陽光で明るさを感知して体内時計を調整するので、昼はカーテンを開けるなどしてある程度の明るさを確保する必要があります。
また湿気対策に風通しを良くするという意味でも窓があると良いです。
ただし窓際に飼育ケージを設置してはいけません。
詳しくは次項で説明します。
エアコンのある部屋
ハリネズミは温度・湿度管理が必須の動物です。
詳しくは→【超重要】ハリネズミの温度管理・湿度管理について
寒い時期はペットヒーターを使用するため、エアコンはなくても良いのですが、暑い時期はクーラーでしか一定の温度を保つことは難しいでしょう。
「エアコンのある部屋は人の出入りが多く静かな環境ではない」という方は、暑い時期だけはエアコンのある部屋に移動させて飼育するようにすると良いでしょう。
「静かな部屋」というルールは守れないかもしれませんが、それよりも大切なハリネズミの命は守ることができます。
まとめ
ハリネズミを飼うために必要な環境をお分かりいただけたでしょうか。
最後におさらいしましょう。
- 人の出入りが少なく静か
- きつい匂いがしない
- 窓のある部屋(ただし窓際はNG)
- エアコンのある部屋(夏場だけ移動も可)
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