ハリネズミの温度管理はとても難しい。
冬はヒーターで温め、夏はクーラーで冷やす。
しかし温め過ぎ、冷やし過ぎは禁物。
今回は温度管理問題を解決する「サーモスタット」を紹介します。
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サーモスタットってなに?
サーモスタットとは「一定の温度以上になるとスイッチが切れる装置」です。
冬にヒーターを使うときは温度が上がり過ぎ、最適な温度を保つことができない場合があります。
反対に夏はクーラーで温度が下がり過ぎてしまうことがあります。
これらの問題に対処できるのがサーモスタットです。
温度が低い場合はヒーターのスイッチが入って温められ、温度が高い場合はヒーターのスイッチが切れて冷やされます。
サーモスタットの使い方
サーモスタットには温度を感知する「センサー」、温度を設定する「コントローラー」があります。
サーモスタット本体をコンセントに差し、サーモスタットにある電源タップにヒーターをつなぐことで使用します。
最も難しいのはセンサーの設置場所です。
ハリネズミが届く場所に置くとかじったりして思わぬ事故を招く可能性があります。
なるべく高い位置に設置したいところですが、高いところはヒーターパネルに近くなるためハリネズミが生活する床部分との温度差が生まれやすく「センサーは26度だがハリネズミの体感温度は23度」といったことが起こります。
これを防ぐにはハリネズミが届かない場所にセンサーを設置し、ハリネズミの生活エリアに温度計を設置して適切な温度でサーモスタットが働くように調整する必要があります。
僕の場合はケージをブランケットで覆っていることもあり密閉性が比較的高いので、サーモスタットの温度を27度に設定することでハリネズミの生活エリアの温度を26度に保っています。
サーモスタットの値段
サーモスタットは2000円~3000円で購入することができます。
観賞魚用、水槽用のものでも問題なく使用できます。
設定した温度を超えると電源が切れる仕組みとなっているので、ヒーターと組み合わせて使用します。
ハリネズミの命にかかわるものなので、しっかりとした作りのサーモスタットを準備しましょう。
僕は「コトブキICパワーサーモ ET-300X」を半年以上使用していますが、問題なく作動しています。
まとめ
ハリネズミの健康のためにぜひサーモスタットを導入してくださいね♪温度管理について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
詳しくは⇒【超重要】ハリネズミの温度管理・湿度管理について
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