ハリネズミを飼ったことがある人が必ずといっていいほど遭遇する「みどりの便(うんち)」。
他にも下痢気味や便秘気味などのうんちの状態があります。
今回はハリネズミのうんちについて学んでみましょう。
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うんちはストレスや健康を図る大切なバロメーター
言葉を話せないハリネズミの健康は、うんちの状態から把握することができます。ここではいろいろな状態のうんちについて考えてみましょう。
緑色のうんち
深緑(抹茶色)のようなものは体内の「腸壁」の排泄によるものと言われています。
腸壁の排泄なので厳密にはうんちではないのかもしれません。
状態はぶよぶよしています。
ストレスを感じたり体に負担がかかった場合に緑色のうんちが出るケースがあります。
実体験としては、ペットショップから家に連れ帰り飼育を始めてから2~3日程度は緑色のうんちが出ることがありました。
その後は無事おさまりましたが、もしも続くようなら飼育環境の見直し(温度・湿度・床材・エサ など)や、獣医の診察を受ける必要があると思います。
下痢
お腹を下したような状態のうんちをした場合は下痢の可能性があります。
下痢は、エサを変えたり、与えてはいけない食べ物を与えた場合、その他ストレスや腸炎などの病気が原因の場合があります。
下痢が続くようなら脱水症状になる場合もあります。
獣医による診察を受け、抗生物質などの処方を受けなければならないケースもありますので、早めに受診しましょう。
便秘
うんちの量が少ない場合は便秘を疑いましょう。
便秘は運動不足や水分不足で起こることもありますが、消化管の閉塞や腸捻転の可能性もあります。
腸閉塞や腸捻転は命に関わる病気ですので便秘を安易に捉えてはいけません。
うんちの量が少なく、普段よりお腹が膨らんでいる場合は上記の症状を疑い、獣医の診断を受けましょう。
まとめ
物言わぬハリネズミの健康チェックにうんちのチェックは欠かせません!
状態・色・量など、注意深く見守って不審な点があれば対処しましょう。
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